櫂のしずくも花と散る

桜が満開です。
今日はお花見、でも隅田川じゃなくて六義園だけど・・・。

六義園名物のしだれ桜にソメイヨシノ、そして山桜。
山桜が、いいですね。樹なりも細くて地味だけど、葉の緑と花の薄桃色が可憐。でもソメイヨシノがあったから、花見はこれほど国民的イベントとして残ったのかも、と思えるくらい、やっぱりソメイヨシノの圧倒的な咲きっぷりは得も言われぬ高揚感!あー桜三昧。

桜の歌は昨今たくさんあるけれど、みなさんは桜を見てどの歌を思い出しますか?
私は滝廉太郎の『花』ですねー。(え、古い?)
だって歌詞の「櫂のしずくも花と散る」って、すごく奇麗。直接的に桜を書かずに桜の美しさを表現する、そのセンス。くぅうー、日本に生まれてよかった!滝廉太郎がつけた伴奏も華々しくて躍動感があって、春爛漫。小学校で初めて習ったときは、かなりうっとりしたものです(=∀=

ああ、これ六義園ではモノ足りぬ、私には目黒川が待っている!
目黒川の浅瀬に散って流れていく桜を見るのは春一番の贅沢です!
(ちなみにそういうのを花筏ハナイカダ−っていうらしい、こちらは残念ながらあんまりかわいくない形容だ。)

携帯で撮ったんだけど、とても載せる気にならなかったので前回に続き絵に挑戦。うーん、おいしそうではない。これは早々にデジカメを買った方が良い気がしてきました・・・。