ヒラリーがGLAYみたいなポーズで爽やかに来日

このニュース大好き。。。
週末迷ったあげく・・・やっぱりリンクさせてください。

私は大学時代からオバマガール、なのでもちろん
アンチヒラリーですが今回の件で好感度急上昇。

ぜひ最後のクリオネまで見てほしい。ヒラリーにきゅん・・・。

痛いニュース(ノ∀`) : ヒラリーがGLAYみたいなポーズで爽やかに来日 - ライブドアブログ

村上春樹のイスラエルでのスピーチ

「この人は、本当にすごい人だなぁ。」と村上春樹イスラエル文学賞受賞スピーチを知って思った。

結構ニュースになっているから知っている人も多いと思いますが、エルサレム文学賞の受賞スピーチで社会システムを壁に、個人を卵になぞらえて、「壁がどんなに正しくて、卵がどんなに間違っていたとしても、自分は卵(個々人の尊厳)の側に私は立つ」と、今回のガザ空爆で命を落とした市民を擁護したわけです。

・普通、こういうのは受賞拒否して、他国で「ガザ空爆に反対する」云々と言うのがお決まりなのに、受賞して現地に行って、受賞スピーチで言う、という選択をしたこと
・具体的にガザ空爆に言及しているにも関わらず、誰の事も傷つけない(誰とも敵対しない)スピーチになっていること(しかもどこぞの政治家とは違って自分の立脚点を明確に示した鮮やかな語り口・・・)

上の2点について、本当に素晴らしいの一言です。
ふと、あぁintegrityっていうのはこういうことなのかな、と思いました。
integrityって、日本語だとたぶん高潔とか、なんか神々しくなっちゃう気がするのですが、そうじゃなくて村上さんの“身の丈以上の振る舞いはしない”という人柄が滲むスピーチで、親しみのある誠実さ、とでもいいましょうか、誰の心にも届く言葉だったと思います。

さてこのスピーチ、ネットでは反響を呼んでいるようです。
例えば「卵はイスラエル、壁はイスラム、イランの核開発も壁の一つだ」とか「社会システムからの賞を受賞している村上春樹、いけてない、この賞は賞金がつくんだっけ?」みたいな事とか。もちろん批判だけでなくたくさんの賞賛も。

村上春樹が挙げた比喩はあくまで「社会システムと個人」の対比であって、自分は常に個人の側につく、と言っているんだから、個人としてそのスピーチを聞く限りはパレスチナ人にもイスラエル人にも、誰にだって共感できると思うんだけど・・・、個人のアイデンティティが社会システム(国家、宗教、その他)に強く同調している場合は、このスピーチ、批判したくなるかもなぁ。

ともあれ、

社会システム 対 個人

・・・これは人間社会において存在し続けている構図であって、その中で個人を代弁し表現するのが作家という職業であって、村上春樹がとった行動は個人として作家として、誠実で勇気のある選択だったと私は思います。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html
村上春樹: 常に卵の側に

結婚あれこれ

先日、去年結婚したお友達夫婦のところにお邪魔しました。
奥さんが披露宴のアルバムとか二次会のDVDとかいろいろと見せてくれて、もう、それこそ本人は何百回も見てるんだろうなっていう感じで、幸せそうでなにより、私の友達の夫くんは見飽きた風な様子だったけど、でも奥さんがそれだけ喜んで幸せそうにしていたらやっぱり幸せだよね。夫冥利に尽きるというもの。どうぞ末永くお幸せに♪


一方で、約10年振りに昔の彼女に会う事になったという人もいる。
お互いに結婚していて、相手には小学生になった子供もいるんだけど、突然連絡がきて食事に誘われたという。ぉ、なにやらなにやら?「あまり楽しい話じゃないんだ」などと言いつつ、デート向きのお店に決めたのはなぜ。
男心か。
その人は「本当に好きな人と結婚できるとは限らない」と言い、今度会う昔の彼女というのが、運命だと思ったけど、結局お互い違う人と結婚した人だという事らしい。すごくすごく好きだった人で、別れてから10年も会っていなくて、今はお互いに家庭を持っている・・・こういう場合、会ったらどのみち後悔するものなのかどうか。勉強させてもらおうっと♪

ちなみにその人は「今の奥さんが嫌いなわけじゃない」とも言う(笑)。仮に一時は昔の恋が復活しても、結局は奥さんのところに戻るんじゃないかなぁ。勝手にそんな気がしている私です。

結婚生活もいろいろ・・・夫婦の営みというのはこういういーろいろな全てを合わせて営みというのかなぁ、と思った今日この頃でした。

レーシックを受けるの巻

周りの方々は(前々からやると言っていたので)既に知ってるかと思いますが正月早々レーシック手術を受けてきました。
10月早々から予約して待つ事数ヶ月・・・ハードコンタクト利用の私は2週間前から眼鏡で生活しないといけないと言われたので海外にもいかないのに長期休暇を取得、年末年始をベンゾー眼鏡で過ごし、ドキドキしながら1/5に事前検査を受けたという運びです。
目の表面に傷がある人、角膜の厚みが足りない人は手術ができないらしく、特に近視や乱視が強いと矯正のために角膜を削る(?)量が増えるので不適合となる確率も高くなるときいて「ダメかも知れないなぁ」と思ったけど、意外といけました。人によっては4、5回手術可能らしいけど私は「1回はいけます。」と言われました。

検査の翌日に手術の予約を取って午前11時くらいから手術。ドキドキ。不織布のキャップをかぶって裸眼で施術室に入るんだけど、担当医の顔も看護士の顔もまず見えない「よろしくお願いします。」って言われても、わけわからないですよ。こえー。

1.まず目の表面をスライスして蓋を作ってから
2.角膜をレーザーでカットする

という二段階で、麻酔用目薬さしてからスライス始めるわけですが「えーーーもうちょっと目薬さした方がいいんじゃない!?痛かったらどうすんの!?」と思いつつ「動かないでください」って言われちゃったからもう絶対動けません。こわいし。
そしたらめっちゃ、眼押されるの。
眼球飛び出しかねませんよまったく。
そして鈍い痛みが。
「なんか痛い・・・い、痛い。けどこれはストップをかけるほどの痛みなのだろうか?どこまで我慢したらいいの!?これ以上痛いのくるのか!?それともこれ以上はなし!?これ以上痛いのはちょっと勘弁!どーしよー!?」
なぁんとなく、麻酔の効きが完全じゃなかったような気がするんだけど他の人と比べようがないのでわからない。「痛いです」って言おうか言うまいか迷ったけど、施術中に声を出すことへの恐れもあり、がまんしてるちょっとの間に、1番目の施術は終わった。

その後は視界がぶよんぶよーーーーーんってなって、眼がしみる、けど不思議と見えるんですよね眼がスライスされてるはずなのに・・・うへへへー、なんだこの視界。
と思いつつ、歩いて次のレーザーの部屋に移動。

レーザーの部屋では、まぶたにグリっと固定用の器具を取り付けられ、次にミドリと赤の光だけが見えて、「光を見ててください。絶対動かさないでくださいねー。」と言われ、手術開始。
ミドリの光を一心に見つめる。けど、こわいのでつい頭でいろいろ考えてしまい、考え始めると視線が動きそうになって一層心が乱れる。あぁ、どーしたらいいのじゃ。
恐怖だけど、でも、片目50秒くらいで、しばらく手汗かいてる間に終わります。
(レーザー中、秒数がカウントされるのでわかる。近視の度合いによるのかな、普通は20秒程度らしい。)

手術が終わったら20分くらい休憩して、帰れます。
その日はぼやーっとして全然焦点定まらないけど翌日からちょっとずつ焦点の定まりがよくなって、翌日検診は右1.5の左1.2でした。0.08の視力の人で平均1.68というから、十分いい成績だと思われます。
明日でちょうど1週間なんだけど今のところ視力が落ちた感じもなし。

いやー正月早々、おもしろい体験でした。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ

大学の時に私とゆっこちゃんが大好きだった美術史の高橋先生・・・扇子を片手に情熱的に(熱狂的に?)フランドル絵画について論ずるという先生がいらっしゃるのですが、その先生の授業にも登場したヴィルヘルム・ハンマースホイの回顧展が上野の国立西洋美術館で開催されていたので見に行きました。

7日までということでかなり混んでたけど、時間はあったのでじっくり見る事ができたかな。
寒い北欧の画家らしく、ほとんどが室内画で、光の描き方や構図にフランドル絵画やフェルメールの影響を見る事ができます。画風はかなり古風なんだけど、実際はほんの100年ほど前の画家なので、建物の描き方とかにモダンな雰囲気が漂うものも見受けられました。

特徴的なのは、うなじを見せた女性の後ろ姿を登場させる事と、生活感のないどこか現実離れした室内描写(これは意図的に構図をズラしたり、視点を複数持たせたりして描いているためらしい)で、太陽が降りそそいでいただろうイタリアの聖堂さえどこかほの暗く、夢の中のような描かれ方をしているんだからきっと筋金入りの根暗だね。あとうなじフェチね。

それにしても、あぁ静謐・・・。
新潟の長い冬、頭に付きそうなくらい厚く重なった雲や、熱を持たない淡い日光、音のない夜、そういう思い出が引き出されてほっと一息ついた気分。
人は絵を見る時、自分の経験から感覚を引っ張りだして、絵と一緒にもう一度経験するのだなぁ、と感じた一日でした。そう考えると、画家って素敵な職業ですね。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ - Wikipedia
http://www.shizukanaheya.com/key/index.html


上野の空。

美術館を出たときはもう夕暮れ時でした。

安芸の宮島、もみぢまんぢう

広島に行ってきました。
はじめは少人数のはずが・・・。あれよあれよでなんと10人旅に!でも始終わいわいがやがや賑やかですごく楽しかったです!

で、広島だから。
まず、行かなきゃ行かなきゃ・・・と思ってた平和記念資料館を見てきました。感想、やっぱり激しく恐ろしかった。。想像を絶するっていうのはこういう事、60年前に起こった現実なんだけど、恐ろしすぎて、よくわからない。

普通の人たちが女性子供関係なく、突然生き地獄の中に放り込まれて、その時のリアルってなんなんだろう。。ありえないような異常な状況の中で、何をどう感じるんだろうか、それとも感じないんだろうか、どうなんだろう、という自分の感覚では計り知れない怖さ。

でも資料館でいろいろな人の遺留品や説明を見るうちに、やっぱり数えきれないほどの人間の物語があったんだな。という事は、わかったけど。
本当に、二度とこういう事が起こりませんように。

広島平和記念公園の後は、山口県岩国で一泊、翌日宮島に行きました。
宮島、まずお昼ごはんを食べて、その後頂上まで行く事にしたのですが。ロープウェイが混んでいた事もあり、なまじ若さを発揮しちゃって山を登る事に・・・最初はみんな元気だったんだけど。約1時間後に登頂!へとへと。でもすごい達成感!見える瀬戸内海と四国!すごーいきれい!素敵!ちょっと、ベトナムハロン湾みたいだなー。なるほど海賊業にはもってこいですね。

そしてそして厳島神社!美しい、ほんとーうに美しかったです!
夕暮れ時に参拝したのでちょっと遅いかなという感もあったけど、ちょうど空と海の色が瞬間ごとに変わっていく時間でとってもとってもきれいでした。本州の山々の向こうに沈む夕日の赤と、空の白と青、海の青と紫と・・・ちょっと、移ろいが美しすぎて瞬きするのももったいないという。

夜は広島の味覚を満喫、楽しい連休になりました♪

2008NOV_Hiroshima

↓行きの飛行機

錦帯橋

↓岩国の眺め

↓宮島、超混雑

↓宮島頂上の眺め

厳島の大鳥居