ベトナム結婚事情

妹に激似のインスタント麺。

前回につづき冠婚葬祭関連。結婚式。

ベトナム人女性は25歳以上になるとe(『えぇ!?』の発音)と呼ばれる屈辱に直面するらしい。eは『結婚できない女性』というような意味で、25歳以上になって結婚の話もないままだとだんだん両親親戚から心配されるようになるそうです。

ホームスティ先のリーさん(25歳)は婚約中。4年越しの恋愛の末、年明け1月に挙式を挙げるんだって。ウェディングドレスや式場の準備を進めています。新婚旅行は花の都(避暑地)ダラット!楽しそーう。
「日本の伝統的な方法では、何ヶ月もかけて段階的に儀式を進めたりするんだよー。」と説明したら「ベトナムも同じ、でも面倒くさいからうちは何もやってません。」と教えてくれました。やっぱり冠婚葬祭の簡略化はどこの国でも進んでるのかしらん?

そうだ、きいて!
ウェディングドレス1着1万円から!!しかもオーダーメイド!「日本ではレンタルドレスでも何十万円もするの」と言ったらすごく驚いてました(笑)1週間くらいで仕上がるということなので、日本のみなさん、結婚するときは事前にベトナムに旅行することをおススメしたいと思います。ちなみに、ベトナムの伝統的な結婚衣装は赤いアオザイで、生地も柄も決まっています。でも最近はやっぱり白のウェディングドレスが主流みたい。

一方、23歳のスェンちゃんのお姉ちゃんは今年27歳で「独身万歳」のスローガンを掲げてるそうで、「お姉ちゃん強いよー。」と言ってました(笑)すごいお姉ちゃんだす。スェンちゃんのお姉ちゃんのようにeを恐れず我が道行く女性たちも、もちろんいます。

そして国際結婚も流行っているらしい。特に芸能界で流行ってるのかなぁ?ホストファミリーが、テレビを見ていると「この人はオーストラリア人と結婚した」「この人はアメリカ人と結婚した」と教えてくれます。皆が皆そういうわけでもないんでしょうけど、市民権が欲しいんだって。

でもまぁそんなこんなで30歳になるとすっかりeだそうです。


【おまけ】写真はスーパーで見つけたタイのインスタントラーメンです。妹に瓜二つだったので思わず撮りました。