笑うホーチミン、泣くハノイ

スコールの後の天気雨です

こもえすたす!夕日美しいベトナムより久々に更新。

9月12日にホーチミンについてもうすぐ3週間ですが、ホテルからホームスティ先に引越しもして、やっと少し落ち着いた感じ。これからはちょこちょこ更新できる(かな)と思います。

ホーチミンシティは人口550万人、ベトナムの経済中心です。1859年にフランスに占領され、南部ベトナムの首都として栄えた歴史が現在もカトリック教会や中央郵便局、家々の建築様式に見られます。私が住んでいる1区はサイゴンと呼ばれるホーチミンの中心地でオフィスビルやデパート、高級ホテル、バックパッカー向けの安宿もあるし、聖マリア聖堂、中央郵便局、旧市庁舎、統一会堂などの歴史的建造物もある賑やかな地区です。
その他、南西の5区にはチョロンという中華街があり、商店や青空市場に混ざって仏教寺院やモスクが並んで独特の雰囲気です。統一会堂(旧大統領官邸)を挟んで1区の反対に位置する3区は道が碁盤の目に敷かれいて並木模様が美しく、ホーチミンで一番の高級住宅地だそうです。ちなみに、ベトナムの街路樹はさすが熱帯地方、10m以上あったりして。高い。。

ここ2日間、夜を徹して隣家が大騒ぎ。大声で歌うわ、楽器で大合奏はするわ、一晩中笑い声が絶えないのでお祝い事かなと思ったら、「最近隣の家が夜すごいでしょう、アレお葬式。」といわれました。葬式かYO!!

ベトナムは日本同様、南北1600kmにわたって長細くできている国で、お葬式で大騒ぎをするのは南部の風習だそうです。北部の首都ハノイでは大いに泣くのが風習で、他人のお葬式で泣くことを仕事にしている人たちがいるとか。(つまり、亡くなった人の家族が「泣いてくれ」といってお金を支払うらしい。)

大いに笑うホーチミン、大いに泣くハノイ、どっちにしてもびっくりです。