♪〜男と女のラブゲーム〜♪

銀座

最近、銀座の飲食店でバイトをはじめました。
ちょうど銀座のクラブ街にお店があるので一種独特の雰囲気。私はまるで不思議の国のアリス、てかありんこ、のようなものでありんす。
ホステスって、こういうところにいるのね!感動!手塚漫画に出てくるような大きい髪型をしたママ風の人たちもいれば、巻き毛の峯不二子もいるし、男の人たちも重そうなコートに帽子などかぶっちゃったりしてて…渋谷はもちろん六本木とも違う感じ!なんか昭和にタイムスリップしたような感覚。これが昭和レトロ、夜の街、銀座…なのかしらん!?
私のバイト先は個人的趣味でやってるごく普通のダイニングバーなのですが、ビルに入ってるのはクラブが多いので、しばしばホステスさんがお客さんをお見送りする場面に遭遇します。この前素敵なママに出会いました。50歳くらいだと思うんだけど、朗らかでカラリとした明るさがあってそれでいてやわらかな艶もあるという。女はいくつになっても女らしくいられるものなんだ…と若干22歳の目から鱗。でも、もちろんそんな素敵な人ばかりではない様子。どの世界で何をするにも人間性って大切なんですねきっと。

それにしても、365日台所に立つ妻たちはここの女たちにはかなうまい。…と最近、2007年問題と題して熟年離婚を取り上げている番組を見たことを思い出しました。団塊世代の退職年は2007年。それについて退職金や年金の問題などいくつかの影響が出ることが予想されているらしいですが、熟年離婚の増加も予想されているのだそうだ。
番組では団塊世代の妻と夫の言い分がレポートされていたけど、夫らの言い分は正直相当腹立ちますね。「外で働かせてやっただろう」「食わせてやっただろう」「俺達は日本社会をつくったんだ、その日本におまえも住んでるじゃないか、なんで今更離婚なんだ」信じがたいセリフと態度!ひぃいいい。
家事は仕事とみなされない社会の中で、唯一自分の家事を評価してくれる相手であるはずの旦那さんが「家で家事して当たり前」なんて言っちゃだめですよ。奴隷じゃないんだから。認めてもらえない奥さんは、人間の尊厳失います。
だけどやっぱり専業主婦は女として“銀座のホステス”には、かなわないだろうという実感。そして尊厳どうこう以前に、男は“女”にやさしいものなんだろう、なぁ。