祈る人たち

おふだもスルメも焼きます

浅草にお参りに行きました。ものすごく久々の浅草。雷門に仲見世に、羽子板やだるまの露店がたくさん出ていて、日本のお正月満喫でした。

てか、どいつもこいつも祈っております願っておりますYO!だって正月だもの!私自身は神前仏前で「お世話になってます、ありがとうございます」って挨拶しかしないんだけども。でも、私はお寺や神社で人が真剣に祈ってる姿を見るのが好きです。
浅草寺なんていう大きなお寺に行くと、すごーいたくさんの人が祈ってるんですね!去年が幸福だった人も不幸だった人もみんな同じ本尊に向かって手を合わせて祈ってる。あぁこういうのを“一心に”というのかなぁ、なんて思いながらその場を眺めていると、ちょっと“希望”を見た気がしてくるものです。しみじみといい心持ら。
そしてこんなことを書いていいのかな、一緒にお参りに行った友達(台湾の女の子と日本の男の子)がね、恋人同士なんだけど私の前で並んで祈ってて。混んでる中、人に揉まれながらじっと祈る姿はすてきでした。
二人が何を祈ってたかわからないけど、国境を越えて恋をすることって簡単ではないことくらい私にも想像できるし、今回、彼女は彼と別れる覚悟で日本に来たから。
これ以上やっていけないと頭で判断しつつ、それでも彼に会ってまだ好きだと実感したなら、彼女は彼の隣で何を祈ったのでしょうか。もしあの場で祈っていた気持ちが二人同じなのなら、どうかこの先に幸せな未来がありますように!