巨大文化祭 横浜トリエンナーレ

会場ではためく旗たち

ビエンナーレトリエンナーレという類のアートフェスには行ったことがなかったのでどんなもんかいなと思って行ってみたのですが。すごい楽しいことが発覚!
なんか、巨大文化祭みたいな雰囲気で、参加型の作品がたくさんあって、いやーもう童心に返っちゃいますよ♪なんか現代アートって雑誌とかみると小難しいコンセプトとか方法論とかについて書かれてたりするからなんだかインテリでわからんっていう印象もあったんですが、じゃあ実際その作品に触れてみたらどうかというと、受ける印象はすごくシンプルだったり、意味不明な可笑しさ満載な感じで楽しかったでした。
作品のうしろにある作り手の思考はかなり膨大なのかもしれないけど、結局一般人が作品を通して受け取れる感性っていうのはずっとシンプルなものになるんだなーと実感。でも、コミュニケーションとしてはそれでいいんだろうなと思います。雑誌を通して作品を知ると、頭で理解する楽しさは得られるんだけど、感情とか感性って文字のような一方通行の方法では伝わらないんだもんね。芸術のすごいところは、“表現”の一字に限りますが、形にならないものを受け取ってほしい、表現したい、という作り手の心意気だなぁと思います。
そしてやっぱりそういうものは作品を介した作り手と受け手のコミュニケーションの上でしか受け取ることができないかと思うので… ぜひ会場で直接、作品を楽しんでみてくださいませ。


yokohama2005.jp
(ちなみにビエンナーレは2年毎開催、トリエンナーレは3年毎開催のアートフェスのことだそうな。がってん)