夜カフェ

夜カフェなのだ

最近自転車を買い、すっかり秋の都内散歩にハマった私は、ゆっこちゃんと夜中の代官山で待ち合わせ。チリリン♪

私は夜行性(?)で夜になると勝手にテンションが上がり、何もなくても楽しくなるのです。それで結構、夜の徘徊とか好きなんですね、東京の夜は特に好き。

さて久々に会った私たちは、とりあえずお互いの夏休み報告で「ベトナムはどうだった」「シアトルはどうだった」というようなことを話しながらテラス席に座って道行く人を観察。血統正しき犬たちと今どきの若者たちと外車…が代官山の夜をのんびり過ごしていました。空は繁華街のネオンのおかげでうっすら明るいし、空気もちょうど涼しくなっていい感じ。

そんな中で話題になったのは、“いかにも!今どきの若者”(私たちもぴちぴちですが…)という風な人が洒落た外車に乗って登場することについて。
「一体、彼らはどうして外車を所有しているのかしらん!?」
「ボンボンなんですよ!」
いや、本当にそうだったんですねー!20歳そこそこでセレクトショップをやってます風な人とか、美容師やってます風な人が代官山や中目黒に住んで、非常にお洒落に暮らしているのはなぜか、多くの場合、彼らは何某かの“ご子息”なのだ。
それでそんな話を続けているうちに巡り巡って、「なんだかんだで人々が求めるのはファッションなんだなぁ」という話になりました。多くの人が求めているのはストイックな“本物”ではなくて、映画や音楽なんかの香りがする“ファッション”だよねぇ、って話。
例えば今どきヨガをやっている人はたくさんいる、けど本気でヨガを習得しようという人はそうそういない、それは“ヨガ風”がファッションになっているから。友達いわく「結局、私たちもミーハーなのだ」ということでした。

でも私たちの好むものが“○○風ファッション”な生活だったとして、それって眉をひそめるべきこと?と、私は思ってしまいます。見栄でファッションを追うなんていうのはつまらないと思うけど、私たちがファッションを楽しむことで日常がいろいろな色で彩られることは、それほど悪いことじゃないように思うんだけど…。
きっと私はエピキュリアンなんだ。

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