ベトナム語

最近ベトナム語を勉強しています。先生は二人とも東大の院生で博士課程のディンさんと、修士課程のダットさん。二人とも本っ当に人がよい!驚くほど人がよい!やばいびびる!タダで教えてくれる上、時間に遅れてこない、マジメに授業をする、そして頭がよろしいのでもちろん、教え方はうまい。

ディンさんは素朴で豪快でファニーな人で、地質の研究をしています。一方、人工知能の研究をしているダットさんはディンさんよりもっと控えめでスマート、ふむり。あぁ二人を並べて書くと…なぜかつい笑いが込み上げる…愛すべきディンさん…ごめん。ぐふふ。

中国語が「にゃおにゃお」、韓国語が「いむにだ」なら、ベトナム語の音の感触は「くにゃくにゃ」という感じ?いやちがうかな、なんだ全然わからんな…。あ、じゃあもしベトナム語の語感を実感したいという人がいたら、以下のように発音してみてください↓
1.口を横に伸ばして「イーッ」の形にする
2.その口を維持したまま猫の声真似をする
3.そのとき息は鼻から抜けるようにする
そう!それが!ベトナム語の語感だ!全然かっこよくないでしょ!?発音される音自体は中国語に似ているんだけど、発音方法が中国語が口の前面を多く使うのに対し、ベトナム語は口の奥の部分、舌の根、のどを多く使い、そのぶん(?)音を鼻で響かせます(←全て私の観察によるので本当のところはどうか知らん)。んでさらに「ングッ」とか「ンゴッ」とか空気を呑むような発音があるので、練習してるとゲップが出そうになる。うひひ、笑える。

なんか書くほどにベトナム語を堕としている気がして気が引けてきました…。

でもでも文字は漢字ではないけど、音は漢字に由来しているものも多くて日本人の私にとってはうれしい限り♪例えば警察という名詞の発音は“cong an”で、漢字になおすと“公安”だし、歌手は“ca si”で、漢字になおすと“歌士”です♪

なーんて。…来週のレッスンもがんばりまうす。