最後の恋とイデアの森

ando_asami2005-05-03

連休も第二期に入りましたがみなさんいかがお過ごしでしょう、さて今日も映画を2本。

最後の恋のはじめ方
友達がよく試写会に誘ってくれます。それで「おもしろいのか疑わしいタイトルだね」と言いながら(失礼ですね)見に行きました。ちなみに原題は“HITCH”。
ウィルスミス主演のラブコメです。見てて笑えて、見終わったあとは気持ちが軽くなる、というなかなか素敵なラブコメでした。
普通のラブコメとちょっと違うところは、作品を通してひとつの恋愛観が軸としてちゃんと見えること。いろいろな場面で私は“純愛”の捉えられ方はあまりに潔癖すぎて、“浮気”の捉えられ方はあまりに誠意がないんじゃないかな、って思うことが割と多いんだけど、どーでしょうか。
この映画は“恋愛を楽しむ”とか“恋愛において誠実である”という事について、作品全体を通してひとつの答えが見えるというところで楽しめます。いや、でもストーリー自体はごくシンプルでただただ笑わせてくれるものなのでポップコーンとコーラを片手にどうぞ!(6月公開)


10ミニッツオールダー イデアの森
2年くらい前に超大物監督たちの作品集ということで話題になったけど、その時は見に行けなかったのでDVDで借りてきました。“人生のメビウス”と“イデアの森”(原題では"THE TRUMPET"と"THE CELLO")の二つに分かれてそれぞれに数作品が収められています。今回見たのは“イデアの森”の方で監督はベルナルド・ベルトルッチ /マイク・フィギス /イジー・メンツェル /イシュトヴァン・サボー /クレール・ドニ /フォルカー・シュレンドルフ /マイケル・ラドフォード/ジャン=リュック・ゴダール
私はベルトルッチの作品がお気に入り。それにしても10分でこんなにも表現できるものか!と、やっぱり“大物”といわれる監督たちの才能ってすごいですね。映画は(映画に限らずかな)作品としての実質がものをいうということを実感。
でも実際「私にはどこがいいのかよくわからん」と思ったものもあったけど。まぁそれはそれで、8作品あるので一人一人の感性で楽しむことができると思います。
(注)こちらポップコーンとコーラ系ではないのでそのつもりで…


http://www.sonypictures.jp/movies/hitch/site/
10ミニッツオールダー イデアの森【映画情報】ムービーネット