飛ぶ人…THE AVIATOR

GW、映画館もさぞかし混んでいることでしょう。そこで最近見た映画について。

“憎まれっ子世にはばかる”主人公のハワードヒューズをディカプリオが魅力的に演じています、話題の『アビエイター』。ハリウッドらしいダイナミックな映画でした。また取り扱っている時代もハリウッド黄金期なのでスクリーンはすごくきらびやか。
実在の億万長者ハワードヒューズの成功を描いた映画ですが、この人がとにかくしぶとい。見てて「なんで死なないんだこの人!」って思った、いや〜まじで。社会的な意味でも肉体的な意味でも、死んでもおかしくないことをやってきているのに、やっぱり“憎まれっ子世にはばかる”んだなぁ。
シュワルツェネッガーやブルースウィルスのような頑丈で人間としても安定したヒーローではないのが面白いですね。ハワードヒューズという破滅的な偏執性を持った人間臭いカリスマは、自身の中にある得体の知れない渇望ゆえにタフであり続け純粋であり続け、そして狂気に目覚めていったのでしょう。まさにディカプリオの得意とする“狡猾と無垢の共演”が満喫できますょ☆

↓“すべての夢をつかんだ時、いったい何が見えるのだろう”だってさ!↓
http://www.aviator-movie.jp/